起業などでのお金の借り方

 

起業など会社を設立するときなどにもお金を借りることになります。こうしたお金の借り方には順序があります。まず、自己資金は300万円~1,000万円だということで、固定資産部分は用意するということです。

 

また、街金の利用や親族・友人からの借入はしてはいけないということです。自己資金は、設備投資もそうですし、売上が増加したら売掛金も増加するのでどうしても必要です。

 

その場合は金融機関からお金を借りる必要があります。資金調達の優先度は国民生活金融公庫がトップでしょう。これの無担保融資は最高2,000万円程度となり金利は2.65%と低いものです。ただし、第三者連帯保証人が出せない場合金利が上乗せになります。いずれにしても国家の融資制度を最初に相談すべきです。

 

次は都道府県の保証協会付き融資です。これは市町村の利子補給制度を活用するということで、市町村区などが小企業に向けて利子補給を保証協会融資に対してする制度です。かなり安い金利となるので、活用する価値があります。

 

次は都道府県の保証協会付き融資です。これは銀行に借入依頼をすると、銀行が保全のために都道府県の保証協会付きの融資をするという制度です。最高は8,000万円程度まで無担保枠があり、各企業の規模、状態によって貸し出ししてくれます。これに続くのは銀行の無担保ローンでしょう。

 

銀行によっていろいろ商品名がありますが、企業の決算状況次第で金利・返済期間・貸出金額等が異なってきます。お勧めできないのは高金利のお金で商工ローンと呼ばれるものです。この融資を受けると、国金、保証協会、銀行の融資は一切不可能になります。いずれにしても、各制度の内容は改めてしっかり確認してみてください。